ノルバスク成分は3剤合剤にも含まれるが白衣症は無効

高血圧症で使用される代表的な医薬品にはカルシウム拮抗剤としてアムロジピンベシル酸塩を成分とするノルバスクがあります、これは血糖値や尿酸値に影響を与えず確かな効き目をもった医薬品で安心して使用できるものです。
カルシウムが血管平滑筋に作用し収縮するのを阻害するので血管は緩んだようになり血圧が下がります、世界で多くの人が使用していて安全性は高いです、このノルバスクの成分は数年前にアメリカで販売を承認された高血圧症の3剤合剤にも含まれていますが、現在のところ日本ではそういった3剤合剤は販売されていません。
日本に於いてはこのノルバスクの成分とアンジオテンシンII受容体拮抗剤との組み合わせで2剤合剤が使用されています、他成分との安全な組み合わせで血圧降下作用は高くなり、服用も2剤合剤の1種類で済むので飲み忘れなども減り持続的な効き目を得やすくなりました、こういったメリットは3剤合剤にも通じます。
高血圧症に関連して白衣症というものがあります、白衣高血圧や白衣症候群と呼ばれることもあり、病院での診察や会社の健康診断時に白衣を着た医師などと対面すると緊張し一時的に血圧が高血圧症の判断となるレベルまで上がるというものです、これは疾患ではないのでノルバスクなどで治療するということはありません。
白衣症は緊張がもたらす血圧の変化です、緊張が解ければ白衣症も治まります、会社の健康診断などではこの点を考慮し血圧測定は誰とも対面することなく自分で測定器を操作して測るというシステムを採用しているところもあります。
高血圧症は自覚症状に乏しく気づきにくいものです、定期的な検査で実情を把握し、異常があれば早めの診察と治療が望まれます。